19期映画専攻修了制作上映会「星火」終了しました


こちらでは宣伝できずでしたが、昨日・一昨日と藝大馬車道校舎で開催された「19期映画専攻修了制作上映会」にご来場いただいた皆さま、本当にありがとうごさいました。

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この二年間では、(自身の研究面では)映像に対する音の意識と聴感覚が変わったことが本当に大きな財産です。今回の修了制作では、自分なりに「映像と音」の関係を模索することができた実習で、最初から最後まで本当に有意義で幸せな時間を過ごすことができました。

昨年の6月に藝大にいらしたイランのサウンドデザイナー・デルパックさんは「音を録る」「音楽を作る」段階の前に、「作品内で音で演技をすること」「作品と一体となる音を考えること」について考える機会を与えてくださいました。
音に感情を与えること。音に質感をもたせること。それらをわざとらしくなく感じてもらえるように音をデザインし、作品内の世界を観客に「体験してもらう」こと。では、私たちは技術的に何を学べば良いのか?
これらは本当に有意義な学びで、今回の作品の制作でもかなり意識をしました。映像と一体となる音を模索することを目指してから、劇伴の音楽を作る時にもいい意味で力を抜くことができるようになりました。音楽であれ整音であれ、映画の音を今後も作っていきたいと思っています。それらを実現するための技術的な問題はたくさん抱えているので、日々研鑽を積もうと思います。今後もたくさんの作品に携わることができたら幸せです。
作品を共同制作をしていると、時に自分だけでは辿り着けなかった景色を仲間と共にみることができますが、それが本当に楽しく面白いことだと思っています。
今回の修了実習の作品は、3月に渋谷・ユーロスペースで上映されます。私が現場録音・整音・サウンドデザイン・音楽を担当した作品「霧しぐれ」は3月16日と19日の21:00-、音楽を担当した作品「アンドウ」は3月15日と20日の21:00-上映します。

ぜひご来場ください。